日本人の心 その6  倭建命(やまとたけるのみこと) 『古事記』

倭建命は大和へ向かう途次次第に病が篤くなり、野煩野(のぼの)に至って故郷の大和国を偲んで詠われた。
 
 そこより幸(い)でまして、能煩野(のぼの)に至(いた)ります時に、国思(しの)はして歌

  よみしたまひしく、倭(やまと)は 国のまほろば たたなづく 青垣(あをがき) 

  山隠(やまごも)れる倭(やまと)*し*美(うるは)しとうたひたまひき。


   *「し」は前の語を強調して表現する働きの助詞。

 倭建命は第十二代景行天皇の皇子。 父には愛されなかった。日本武尊(やまとたけるのみこと、『古事記』では倭建命と表記)

  あちらこちらの戦にかりたてられる。 ついに、妻 弟橘姫 が海の犠牲となる。

 〇尊の東征に同行。走水(はしりみず)の海(現在の浦賀水道)に至った時、尊の軽はずみな言動が海神の怒りを招く。
  海は荒れ狂い、先に進むことが不可能になった。
  海神の怒りを解くため、弟橘媛は「私は夫である皇子の身に替わって海に入水します。
  どうぞ皇子の東征を護らせ給え」と念じ、浪の上に菅畳八重、皮畳八重、?畳八重を敷いて、その上に座って入水した。
  すると波が穏やかになり、船を進めることが可能になった。
  彼女が持っていた櫛は、7日後、海岸に流れ着いた。
  現在の東京湾沿岸には、こゆるぎという地名や、袖ヶ浦、袖ヶ浜などという地名が多くあるが、これは弟橘媛の帯や袖が流れ着いたという伝説に基づいて名付けられた地名である。
      『ウィキペディア(Wikipedia)』より 〇

<過去記事>

 日本人の心 その1 万葉集  防人のうた・・・http://paworld.at.webry.info/201003/article_1.html
 日本人の心 その2 万葉集 貧窮問答の歌 山上億良・・・http://paworld.at.webry.info/201003/article_2.html
 日本人の心 その3 万葉集 作者不詳 (夫婦の愛)・・・http://paworld.at.webry.info/201003/article_9.html
 日本人の心 その4『浜辺の歌』『花の街』『とんがり帽子』・・・http://paworld.at.webry.info/201004/article_8.html
 日本人の心 その5 〔雨ニモマケズ〕  宮澤賢治・・・http://paworld.at.webry.info/201007/article_6.html

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